ITエンジニアの方でMacを開発環境で利用されている方は多いと思います。
この記事では、Macで開発環境を作成する際に筆者が実施することをご紹介します。
OSの設定
Dockの大きさを調整する
- 「りんごマーク」->「システム環境設定」->「Dock」
- ここで好きなように設定（サイズは最小、拡大をチェックして最大、がオススメ）
トラックパッドの設定
- 「りんごマーク」->「システム環境設定」->「トラックパッド」
- ここで好きなように設定（「タップでクリック」を選択）
ドラッグ＆ドロップの設定
- 「りんごマーク」->「システム環境設定」->「アクセシビリティ」->「マウスとトラックパッド」を選択
- 「トラックパッドオプション」-> 「ドラッグを有効にする」->「ドラッグロックあり」
これで２タップ目でちょっと動かしたらファイル・ウィンドウをホールドでき、もう１タップしたリリースできる。
デスクトップの整理
- デスクトップで右クリック（二本指クリック）->「表示順序」->「名前」を選択
ライブ変換オフ
タイピング中に勝手に変換される、あれ。
- デスクトップ画面右上の「A」とか「あ」をクリック
- 比較的上の方に「ライブ変換」とあるのでチェックがついていればそれをクリックして無効化
Finderで隠しファイルを表示
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
$ killall Finder
開発環境作成
Xcodeをインストール
App Store から Xcode をダウンロード・インストールします。
また、以下のように Xcode の Command Line Tools をインストールします。
$ xcode-select --install
Homebrewをインスール
iTerm2をインストール
# インストール
$ brew install iterm2
# 確認
$ brew list | grep iterm2
iterm2
Macデフォルトのターミナルより便利です。
Command + D でウィンドウ分割できたりします。
Gitをインストール
# インストール
$ brew install git
# 確認
$ brew list | grep git
git
# 確認
$ git --version
git version 2.35.1
Gitの使い方は以下を参照してください。
anyenvかasdfをインストール
プログラミング言語・コマンドラインツールのインストール・バージョン管理ができるようになります。
以下を参照してください。（ asdf のほうがおすすめです）
SDKMAN をインストール
Java 系ツールのインストール・バージョン管理ができるようになります。
anyenv・asdf がお好みでない方はこちらをご利用ください。
以下を参照してください。
Javaをインストール
asdf・SDKMAN がお好みじゃない方はこちらをご利用ください。
$ brew install java
インストールされたJavaの確認は以下です。
$ /usr/libexec/java_home -V
Matching Java Virtual Machines (1):
11.0.1, x86_64: "OpenJDK 11.0.1" /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-11.0.1.jdk/Contents/Home
/Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-11.0.1.jdk/Contents/Home
PATHが通っていない場合 ~/.bash_profile に以下を加筆して source ~/.bash_profile を実行してください。
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v "11"`
11 の部分を 1.8 にするとJava8を使用できるようになります。（もちろんインストールしてからです）
消す時は以下を実行します。
$ rm -rf /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-11.0.1.jdk/Contents/Home
Mavenをインストール
asdf・SDKMAN がお好みじゃない方はこちらを利用してください。
$ brew install maven
$ mvn -v
Apache Maven 3.6.0 (97c98ec64a1fdfee7767ce5ffb20918da4f719f3; 2018-10-25T03:41:47+09:00)
Maven home: /usr/local/Cellar/maven/3.6.0/libexec
Java version: 11.0.1, vendor: Oracle Corporation, runtime: /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-11.0.1.jdk/Contents/Home
Default locale: ja_JP, platform encoding: UTF-8
OS name: "mac os x", version: "10.14.1", arch: "x86_64", family: "mac"
エディタ・IDEの設定
Visual Studio Code
以下を参照してください。
STS (Spring Tool Suite)
$ brew install --cask springtoolsuite
その他ツール
Rest Client
Mac 用の Rest Client ツール Cocoa Rest Client です。
$ brew install cocoarestclient
FileZilla
FTP、FTPS、SFTPのGUIクライアントです。
$ brew install filezilla